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今日、クレジットカードはお客様の囲い込みに真剣です。
お客様を囲い込むためには、当然、何らかの特典が必要になります。カードを使って買い物をすると、ポイントが3倍になったり、支払い時に値引きされることもあります。
例えば、セゾン系のカードでは、年会費が無料、永久不滅ポイントがあり、西友・LIVINなどでは特定の日には5%割引になるようです。
カードには、ガソリンスタンド系のカード、スーパーやショッピングセンターなど小売系のカード、通販系のカードなどがあります。いずれも特徴や特典が違っています。特典を意識すると、何枚かを使い分けすることが必要になってきます。
さらに、各カード会社では、プレミアムなカードを発行しています。いわゆる優良顧客の取り込みです。
例えば、空港のラウンジを利用できるJALやANAのマイルと連携しているカードもあります。一般的に、プレミアムなカードは、相応の年収や年会費が必要になることがほとんどです。年会費が必要になりますが、空港のラウンジを利用できるカードも1枚は持っていたいものです。
日本では、いまだに現金主義が残っています。ですから、カードの価値をあまり認識していません。
特に欧米では、クレジットカードが信用のバロメーターになっていることが多いようです。カードの発行会社も信用の対象になっているようです。そのため、カードのレベルを上げるという考えが基本にあるのです。
日本では、現金主義が基本にありますから、お店でも現金を喜びます。
日本には強盗事件などが少ないこともあるようです。その点、欧米では金融強盗が多く、できる限り現金を持ち歩かないようにするためにクレジットカードが普及しているようなのです。
欧米の一流のホテルでは、現金での支払いをお断りしているところもあるようです。現金支払いでは利用後に本人を追跡調査できませんが、クレジットカードであれば基本的に本人でしか利用できず、さらに追跡調査が可能だからです。
「私は現金主義だ!」と豪語するおじいちゃんがいます。
今後、外国人旅行者が増え、さらにグローバル化する社会ではクレジットカードは、必携のアイテムになります。そして、そのクレジットカードのレベルが重要になってきます。
単に特典のことばかりを言えない場面も出てくるはずです。
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