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大きな会社やチェーン店は、アメリカ的合理主義の経営をしている。
急激に進化するITとAIがこの合理主義に拍車をかけている。
大きな会社やチェーン店は企業間競争に負けられないからです。
そのため、人間よりロボットを優先する合理的企業社会を選択することになります。
チェーン店ではまともに挨拶もできない店員にお客様対応させています。
空席があってもお客様を案内すこともなく、自分の仕事に一生懸命です。
郊外の飲食店チェーンでは、駐車場の花壇は雑草が伸び放題です。
さらに、食事が終わったテーブルが片付けられないまま店員同士が私語を楽しんでいるようです。
また、スーパーでは生鮮野菜などを鷲掴みして買い物かごに押し込む始末です。
棚出しする商品を載せた台車が通路を我が物顔で進んでいきます。
従業員の賃金も無駄です。
アメリカ的合理主義は、安い賃金の従業員を雇って会社の利益を生み出しています。
無駄を排除する合理的、効率的な経営です。
ですから、どんどんロボットに任せることになります。
しかし、大きな会社やチェーン店は、この流れを止めることができません。
便利さを停滞させれば、同業他社との競争に負けてしまいます。
いわゆるサービス業の放棄です。
大きな会社やチェーン店は、サービス業を放棄することによって利益を確保しようとしています。
サービス業を放棄した経営では、安価販売、お得販売が主流になります。
お客様が離れて行くことが怖いからです。
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