公務員のすすめ/働き方を考えてみよう!
 
 
公務員との関わり
庶民に必要なことは、公務員や政治と戦わないこと(2)
庶民に必要なことは、公務員や政治と戦わないこと
後ろの席の人とコーヒーが飲めたら、すべてはうまく進む
なぜ公務員は責任と暴露に弱くなってしまうのか
許認可の審査は、実に楽しい!本物の公務員が続々と誕生
許認可の審査は、実に楽しい!本物の公務員が続々と誕生
 
白髪混じりのおじさんが役所のカウンターで、
30才そこそこのお兄ちゃんに向かって頭をペコペコ下げている。

隣りの小さな机でも、初老のおじさんが書類を広げて何かを直し、そこに三文判を押し続けている。
いったい何をしているのだろう!

なぜ若い人たちに向かって頭を下げているのだろう!

例えば、建築確認!
ただカウンターの中の若いお兄ちゃんの指示で黙々と設計図を直している。

白髪混じりのおじさんは、建築士さん!
設計図を直して、担当者の手が空くのを待っている。

審査は楽しい!

親父ほどの年代の人たちが頭を下げるんだから・・・。
また、若者が本物の公務員になっていく!
<050127>
なぜ公務員は責任と暴露に弱くなってしまうのか
 
一般の人は、建築物を建てて良いか悪いかの判断をしてくれるのが「建築確認」と思っている。
そうだとすれば許可である。
役所では少なくともそのように見えるのである。

許可とすれば、災害などで建築物が簡単に倒壊すれば役所の責任!
しかし、実際には役所は責任を負わない!

実は「建築確認」は、許可じゃない。

建築士が建築士の責任で法令に準拠(適合)していることを役所に確認してもらっているだけなのである。
ところが、建築士が簡単に頭を下げるから許可のように見えてしまうのです。

以前こんなことがあった。

それは建築士と役所の人間とが法律の解釈でやりあった。
そこで建築士は、「建築士の資格を剥奪されてもいい、だから役所の人間も責任を取る覚悟で討論しよう!」と言った。

そしたら、役所のちょっと後ろの人が出てきて、
「じゃあ、建築士さんの責任でやってください!」ってネ!

責任の問題になると後ずさりする。それが役人、それが公務員。
公務員は、責任を取ってはいけないのである。
<050129>
後ろの席の人とコーヒーが飲めたら、すべてはうまく進む
 
通常、役所では通路のカウンターからいちばん遠いところに偉い人が座っている。

そして、カウンターの向こう側の通路を歩く人に何となく視線を向ける。
見ているような、見ていないような・・。

机の上は、ノートパソコン。
何をしているのか、時間つぶしをしているのかわからない。

ときどき、その人のところに客が来て、補助椅子に座らせて談笑。
職員は、どのような関係の人かを推測しながら・・。

そこにコーヒーが出て、難しい話をしていないようであれば、良好な関係者だ!

そうであれば、その来客にも配慮が必要だ!
そして、職員の態度が少しづつ変わってくる。

後日、そのときの来客が窓口に来た。不備があったのでやさしく説明。
窓口での申請業務は順調に進む。

その来客は、いちばん遠くに座っている人に目で合図して帰って行った。
許認可などの審査で申請をするときは、カウンターからいちばん遠くの偉い人から攻める。

その日からは、役所に行くのは苦痛ではなくなります。
<170414>
庶民に必要なことは、公務員や政治と戦わないこと
 
公務員や政治と戦うことほど無駄なことはない。
戦い、抵抗しても、知らないうちにそのようになってしまうからです。

政権が変わったとき、少しは体質が変わるかと思ったが、その後従前の体質に確実に戻っている。
そして、従前以上に特異な体質を見せ始めています。

日本の高速道路網、新幹線鉄道網、数十年、百年前に引いた線は、今でも消せない。
一旦止めても、いつかはできてしまう。

そして、日本の借金が毎年増え続ける状況であるにもかかわらず、メンテナンス以上のメンテナンスが行われています。
政治家と公務員が歴然と存在しているからです。その政治家を国民が支持しているからです。

政治家を支持する国民は、すでに個人主義で固まっています。
隣の人の浮き沈みは、自分には関係がない。言えば、「沈んでくれれば、嬉しい!」と思っています。

そのような時代に公務員や政治と戦うことは、無駄です。そして、彼らとは戦わないで、従順に・・。
楽しく生きるためには、従順に・・。

非難はしない。愚痴も言わない。

いただきものはいただいて、戦わないで生きること。
戦わなければ、とても楽です。
<170414>
庶民に必要なことは、公務員や政治と戦わないこと(2)
 
庶民に必要なことは、直接公務員や政治と戦わないことです。
あえてここでは政治家と書かないで政治と書いています。

自分が思うようにいかないとき、「政治が悪い!」と言います。
しかし、実際にそうでしょうか。政治が悪いのでしょうか。

では、政治が悪いとして、その政治家を選ぶのは国民です。
国民と政治のどちらが悪いのでしょうか。

当然、投票する側の国民が悪いことになります。
いわゆる、天に向かって唾を吐いているようなものです。

庶民が公務員や政治と戦おうとする考えは、庶民である国民と公務員や政治を同等の位置に見ているからです。

同等でしょうか?
国民は、投票で意思を示します。

その意思を受けて公務員を動かすのが政治です。
ですから、公務員と国民を同じ土俵に置くことはできません。

例えば、不出来な公務員が居たとして、それを動かしているのは政治です。
また、それを選んでいるのが国民です。

正当に選択できない国民だから、政治も公務員も国民を甘く見ているのです。
緊張感が無くなっているのです。

公務員は、国民に対して緊張感はありません。
あるはずがありません。

国民から給料を貰っているという認識が無いからです。
実際には税金なのですが、一旦集められた税金は、公務員のものなのです。

それらを考えると、公務員と国民は、同じ土俵に乗っているわけではありません。
だから戦えないのです。

公務員の給料があなたの税金の一部であったとしても、事業経営者と従業員の関係にはならないのです。
ですから、直接文句を言えないのです。

それらのことを認識して政治を評価する必要があるのです。
<170420>
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